消費税率UPで不動産価格は上がるの?【前編】

ARM Plus 2014年4月28日ARM Plusの日記

4月1日より消費税が17年ぶりに引き上げられました。

個人的には、景気が良くなってる実感がないままなので、増税による景気後退が心配ですが……

閑話休題

もちろん、不動産に関係する消費税も5%から8%になったのですが、そもそも不動産の消費税ってどのような仕組みかご存知ですか?

「不動産の価格(家賃)って大きいから、消費税上がると買う(借りる)のをためらうなぁ…」って思ってませんか?

ちょっと待ってください!不動産全てに消費税がかかってる訳ではありませんよ!

「そんなこと知ってるわ!馬鹿にするな!!」って方はそっとこのページを閉じて、好きな音楽でもかけて、脳内にセロトニンを分泌させて、怒りを収めて下さい。(決して苦情メールを送らないで!)

Webサイトを検索するといろいろと書かれていますが、小難しいのが多いので、わかりやすくまとめてみました。(単に私が理解出来ないだけ?)

 

今回は売買編を掲載します。

最初にお伝えします。

土地には消費税はかかりません!

建物のみに消費税は課税されます。

「それくらいは知ってる!」って失礼しました…

 

では続いてお伝えします。

中古住宅物件のほとんどは、消費税はかかりません!

なので、ほとんどの物件価格は上がりません!!

「そんなばかな!」って思いました?(ニヤリ)けど本当です!

理由は、ほとんどの中古住宅物件の売主が個人だから。

個人が持っている家を売る場合は、消費税は非課税となります。

「じゃあ、慌てて買わなくて良かったやん!」 「来年に消費税が10%になっても関係ないやん!!」

って思われるかもしれません。

しかし、不動産業者に支払う仲介手数料や、司法書士の報酬など諸費用の一部には消費税がかかるので、その分は費用負担が増えます。

また、個人でも不動産売買を生業としている『個人事業者』や法人が売主であれば消費税はかかります。そういった物件は、増税分は価格が上がります。

新築物件は不動産業者が売主ですので、上記の法人や個人事業主となります。

「それならやっぱり増税前に買ったほうが良かったやん!(期待させやがって…)」

待ってください!増税後に買ったほうがお得な場合があるんです!

 

長くなりましたので次回に続きます。

 

【まとめ】

  • 売買の場合、土地に消費税はかからない
  • 中古住宅物件のほとんどは、消費税がかからない
  • 消費税率UP後の方が、お得な場合がある

 

 

 

 

 

 

 

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